【記 録】
【21日】
関越道大和PAで集合、奧只見湖のくねくねと曲がった湖岸道路を恋ノ岐川橋をめざして走る。橋の周りは車でいっぱい、人気がある沢らしい。
平ヶ岳登山口に車を1台デポし、しばらくは左岸の踏跡を行く。歩きにくいので沢に降り、時々現れる滑滝を楽しみながら行くと、ちょっとしたゴルジュにあたる。しかし簡単に越えられる。しばらくでF1・2段10m、これは左岸から登る。
清水沢が左から入っているはずなのだがよくわからない。このあたりから美しいナメの連続となる。一枚岩の上でしばしの休憩。天気もいいし眠くなる。F2を越え、小滝をいくつも越えているが、ゴーロ帯も結構多い。
三角沢までは結構長く、テン場を探しながら行くがなかなかいいところがない。三角沢出合から少し行ったところに快適なテン場を発見。すぐに薪集めに没頭する。焚火も燃え、一休み。
ちょっと竿を出すとすぐにアタリ、自然の恵みをいただくことにする。夜も更け、焚火を囲んで宴はすすむ。
【22日】
今日は、稜線まで上がらなければいけないので早く出発しようと思ったが、7時を回ってしまった。沢はすぐにまた滑滝の連続となる。やがてF3となり、その上は釜の大きい小滝が続く。
しばらくでオホコ沢出合。いくつかのテン場があるが狭いし、薪があまりないようでいまいちである。沢は源流の様相となり小川のようだ。時々現れる小滝を楽しみながらいく。
二俣が確認できないうちに大滝50mに着いてしまった。大滝も傾斜が緩くロープもいらない。稜線が見えてきたので左のルンゼを登ると少々の藪こぎで登山道に出た。もう紅葉が始まっている。
池の岳を越えてテン場までは30分ぐらいであった。
【23日】
夜半から小雨、テントの中で食事を取って出発。すぐに雨は上がり順調にすすむ。台倉山から下台倉山にかけての稜線も色づき、もう秋本番になるようだ。
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